6年間の名脇役 ①

この話は本人が見たらすぐ分かると思うけど。笑

けどどうしてもこの気持ちをどこかに残しておきたいのでここに残しておきます。

 

2022年12月31日大晦日

この日は私の6年間の名脇役が終わった日だった。

 

 

 

 

その人との出会いは2014年の4月頃だったと思う。

その人の事はここではS君と呼ぶことにします。

当時高校生でお互いバレー部だった私達。

スポーツ高校だったのもあり上下関係等が厳しかった高校時代。

初めてS君と話したのは部活帰りにたまたま男女バレー部数名と駅まで帰りが一緒になった時だったと思う。

私の共通の友達とS君と中学生の時にバレーの選抜で接点があったという。それがS君と話した初めてだった。

第一印象はパッとしなくて、頼りない人。印象にあんまり残らないタイプだった。男バレの方が強豪だったのもありバレー上手い人なんだろうな。位の印象だった。

 

お互いクラスも科も違かったのでその後は接点がほぼなく時は流れ高校3年の春2016年。

S君と科が一緒の同じ女バレの子から彼の話を聞くことがあり、どういう流れでそうなったかは覚えてないけどS君とLINEを交換する事になった。

(その時はまさかS君とこんな濃い6年という時間を過ごすなんて思いもしなかった。)

 

その後LINE交換してからはほぼ毎日LINEをしていた。

基本はバレーがほとほんどだったけど、学校のことだったり好きなこととかまあ学生らしい会話をしていた。

ちなみにLINEしてた当初はS君の顔は全然覚えていなかった。(めちゃくちゃ失礼。笑)というのも男バレが強豪だったのもあり、部員数は多いし最初の印象も印象だったので忘れていたのだ。

けどS君がバレー部のキャプテンになったのもあり、全校集会等や部活でメインで活動するようになってからはS君の顔を見る機会が増えたので自然と一致するようになってきた。


そしてお互い高校最後の関東大会や総体、彼はインターハイ、国体、春高バレーと部活に全集中一年だった。

その中で基本は私が主にだったが、バレーのプレーやチームプレイについての相談を受けてくれていた。そして逆にS君もキャプテンとしてやスランプの時期の時に相談してきたりとお互いに相談し合える関係にいつの間にかなっていた。

お互いに支え合えるというか、一緒に頑張ろうっていうスタンスだったのもあり、S君の存在が心強かったのは間違えないし、真面目に真剣に相談に乗ってくれていたS君にいつの間にか徐々に惹かれていったのはそんなに遅くなかった。

けどS君は、当時強豪校のキャプテンで基本顔から優しさが滲み出るくらいイケメンでモテモテだったのもあり、そんな彼にアプローチする勇気は当時の私にはなかった。

それに当時はほぼLINEでの会話で学校で話す事はほぼなかったし、話すとしたら行事ごとで写真を一緒に取るくらいの関係。

だからLINEで話せるだけで良かったし、友達の関係で十分だと思っていた。

 

そしてお互い部活を引退、高校を卒業し、私は専門学校、S君は大学へと進学した。